2011-08-25

pfTrackユーザー事例に掲載させてもらいました

マイクロコムさんメールニュースにて、「pfTrackユーザー事例」として掲載させてもらいました。
-----------------------------------------------------------------------
-------------------------------------------------------------
【ニュース】PFTrack ユーザー事例
-------------------------------------------------------------

配置されたモニターの中で踊り続ける人影、青い空間を移動
すると倦怠感のある美女が電話で罵倒している映像が・・・
「SickeTel」はどこか虚無をたたえた世界観を表現した
“キュピキュピ”の映像パフォーマンス作品である。

ギャラクシー・オブ・テラーのVFXアーティスト寺岡氏は
この「SickeTel」の合成シーンを担当している。

「夜間の撮影だったり、ハイスピードカメラを用いていたため、
特異点が検出しづらいことや、素材がノイジーであったりもしましたが、
PFTrackにより難なくトラッキングを行うことが出来ました。」


作品の中には演者が車のガラスを突き破るシーンがある。

「非常によく出来たマネキンを用いて撮影しました。PFTrackの
機能の一つである「ジオメトリトラック」を用い、素体から
頭部のモデルを切り出して.obj形式で PFTrackに持ち込みました。
Pinモードでオブジェクトデータの位置や大きさを合わせ、あとは
トラッキングボタンを押せば自動的にトラッキングできます。
シンプルな操作に加えてその精度の良さにも驚きました。」

「SickeTel」のメイキングムービー
http://microcom.jp/Download/SicketelMaking.mp4


PFTrackは2011からノードベースのインタフェースになっている。

ノードベースになったことで複雑にマニュアルトラックの組み合わせが
必要なショットも容易に対応できると思います。
ノードベースになって、手順が分かりやすくなったこと、トライアンド
エラーが格段にやりやすくなりました。」

ギャラクシー・オブ・テラー
寺岡昌広氏

“キュピキュピ”は、テレビ番組『オー!マイキー』で知られる
石橋義正を中心とした映像&パフォーマンス・ユニット。



ノードベースの3Dマッチムーブ・トラッキングソフトウェア
PFTrackは高度なトラッキング技術で実写と3DCG合成シーンに
大きな力を発揮します
http://microcom.jp/product/thepixelfarm/#pixelfarm


PFTrack、PFMatchitのお問い合わせは
toiawase@microcom.jp まで
-----------------------------------------------------------------------

実際やってみると「目」というのは少しでも角度が違ったり、場所が違うと、かなりずれてるように感じられ、ぴったりとトラッキングされていないとうまくなじまないということがわかりました。
また、演者素材はメイクを肌にしており、撮影香盤上、少しメイクが溶けていたりとかで、マネキンとのなじませはnukeがかなり活躍しました。